エプソムソルトの効果と活用方法を徹底解説!

今回はエプソムソルトの効果と活用方法について徹底解説していきます。マグネシウムを含んだエプソムソルトはバスソルトとは別物!健康や美容の作用が期待できるとして、セレブにも愛用される注目のアイテムです。エプソムソルトが人気の理由を探っていきましょう!

エプソムソルトとは?

マグネシウム エプソムソルト

エプソムソルトとはよく入浴剤のバスソルトなどと混同されることがありますが、その成分は全く違うものです。

エプソムソルトは、マグネシウム、硫黄、酸素からなる化合物で、一般的にはお風呂の入浴剤として摂り入れられています。見た目も食卓塩のように白く、化学構造も似ています。薄めて飲んだりする人もいるようですが、かなり苦くておいしいわけではないので、広く浸透しているのは湯舟に入れて入浴するという方法です。

また、部分的なマッサージにも活用され、乾燥しやすい足先やかかとのケアや歯ブラシに少量つけて使用されることもあります。

もともと海外製品が多かったですが、最近はさまざまなブランドが登場しており、香りや仕様感など、工夫されているものも多いですね。自分好みの製品を選ぶことで、より入浴の時間をリラックスすることができます。ネットやドラックストアで簡単に購入できますので、ぜひトライしてみてください。

エプソムソルトの効果について

マグネシウム、エプソムソルト

エプソムソルトの効果とは、主にマグネシウムの効果のことを指し、代表的な効果には以下のようなものがあります。

  • 肌を整える
  • 肌荒れ、乾燥予防
  • 肌にハリを与える
  • 体の深部の体温UP→新陳代謝の向上につながる
  • リラックス作用
  • 髪の毛のボリュームUP

マグネシウムの経皮吸収について

皮膚は人間の一番大きな臓器とも言われるほど、生命活動に大きな影響を与えています。体の一番外側にある皮膚という名前の臓器は、体外から体内を守ってくれるバリアの役割をしはたしているのです。

また、古くから、皮膚の細部に渡る毛細血管を利用した多くの治療法が用いられています。痛みや関節炎などの部分的な症状には経皮吸収を期待した薬や製品も多くありますね。逆に成分によっては“塗りすぎ”や“継続的な使用”は控えるように提示されているものもありますね。

ストレスが溜ったり、インスタントや添加物が多い食生活でマグネシウム不足の傾向にある現代人。だからこそ、リラックスしながらマグネシウムを補えるエプソムソルトの効果が人気なのですね。

エプソムソルトの効果的な活用方法

マグネシウム、エプソムソルト

エプソムソルトを効果的に活用する方法をご紹介します。マグネシウムの効果や特徴自体にも関係しているので、ぜひご参考ください。

エプソムソルトの効果的な活用方法①毎日継続して使う

現代人の食生活では日常的なマグネシウム不足が懸念されます。

マグネシウムの推奨摂取量は男性30代で約370㎎/日、女性30代で約290㎎/日とされていますがそれに対して令和元年の調査では男性のマグネシウム平均摂取量が236㎎/日、女性の平均205㎎となっています。あくまでも平均値ではありますが、明らかに目標の摂取量より少ないのがわかりますね。

毎日の食事を大きく変えるのは難しいため、経皮摂取が期待できるエプソムソルトでマグネシウムを補うというのが効果的な活用方法のひとつなのです。

厚生労働省

エプソムソルトの効果的な活用方法②五感を活用する

人間に備わる視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の5つの感覚は、私たちの脳に常に刺激を送っています。つまり、脳に大きな影響を与えているということになり、これを活用することでより効果的なエプソムソルトの活用が可能になります。

エプソムソルトを使用して入浴するということはまず体に温かいお湯が触れるという“触覚”を刺激することになります。

お風呂でアロマキャンドル等を炊けば、嗅覚や視覚も同時に刺激することになり、マグネシウムで体がほぐれる感覚をよりリラックスしながら楽しめるようになります。

University of Uta

エプソムソルトの失敗しない選び方

マグネシウム、エプソムソルト

上述でお伝えした通り、エプソムソルトは毎日利用することでより効果的に活用できるため、それだけ自分に合った製品を選ぶことが大切です。

  • 使用感
  • 価格
  • 香り

など、継続可能かどうか考慮してから選びましょう。

また、オーガニック製品を選ぶこともとても大切です。さまざまな成分はよくも悪くも経皮からも吸収されます。農薬や体に害のある化学添加物等がなるべく使用されていない製品を選んで、安心安全にマグネシウムを補いましょう。

入浴NGな日もエプソムソルトの効果がほしい!

マグネシウム、エプソムソルト

エプソムソルトの効果や活用方法がわかりましたが、エプソムソルトを利用する際にひとつだけ必須条件があります。それは入浴しなければいけないということ。

もちろん、エプソムソルトを溶かした温かいお湯で、マグネシウムにゆっくり全身を浸せば、体も心もリラックスできます。でも実際にゆっくり入浴するのが難しい場合がありますよね・・・。

特に女性は月に一度は入浴できない(しにくい)期間がありますし・・・。それでなくても仕事や子育てで疲れてお風呂を洗うことすらつらい日も。実際筆者も3児の母で、入浴中に部屋から聞こえる子供の泣き声で、ゆっくり入浴できない時期がありました・・・。また、娘の一人は温度の変化で蕁麻疹が出る体質のため、湯舟にゆっくり浸かれません。

  • 入浴自体が苦手
  • 毎日入るのは難しい
  • 寒暖差アレルギーなどがある
  • 子供が小さくて時間がない
  • 女性特有の理由
  • 忙しくて時間がない
  • けがや病気の治療などで入れない

などなど、エプソムソルトの効果はわかっているけど、入浴が理由で継続できないという人は意外に多いです。しかも、マグネシウムの経皮摂取の研究ではほとんどの場合、“毎日”“隔日”など、高い頻度で経皮摂取するよう促しています。なぜなら、マグネシウムはタンパク質と違って体内でリサイクルされる栄養素ではないため、毎日摂取が必要なのです。

だから、できるだけ毎日続けたい・・・そんな人はエプソムソルトと一緒に他の便利なアイテムを活用してみましょう。

入浴なしでもエプソムソルトの効果がほしい!

マグネシウム、エプソムソルト

おすすめはマグネシウムが配合されているクリームやバームを用いることです。日本ではあまりまだ普及していませんが、実際海外ではたくさんの種類のクリームやバームが販売されていて、経皮摂取用に普段から持ち歩いている人もいます。

少しリラックスしたい場合には外出先でも使えますし、入浴する気分ではない日やどうしても時間がない日には、入浴の代わりにクリームやバームを用いることもできます。

ネットで検索してみると海外製品も多いですが、輸入することも可能。皆目がポップでかわいい製品や、ラグジュアリーでおしゃれな製品も多いです。ただし、匂いや使い心地も海外仕様なので、ちょっと苦手だったり不安がある方は国産の安心できる製品と摂り入れてみてくださいね。

また、マグネシウムを多く含んだ食品を用いて、体の内側からも外側からもマグネシウムを摂取できるようにすると、より効果的ですね。下記ではマグネシウムを多く含んだ食品をランキング形式でお伝えしています。ぜひ併せてご参照ください。

マグネシウムが豊富な食べ物ランキング!実際の食事で比較してみた!

まとめ

今回はエプソムソルトについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?リラックスしたいとき、マグネシウム不足を感じたときには、さまざま方法でマグネシウムを補いながら、楽しく健康にセルフケアしてくださいね。