肌荒れ・乾燥肌をマグネシウムで対策する3つの方法!不足すると肌荒れの原因に?

肌荒れや乾燥肌、繰り返すニキビに悩んでいる方にとって、スキンケアを変えても改善しない状態はストレスを感じますよね。

肌の不調が続くほど、「気分が落ち込む」「人との関わりに消極的になる」など、生活全体に影響を与える場合もあります。

肌荒れの要因は、主に化粧品などの外的な刺激が関係していると思われがちですが、普段の食生活における「栄養不足」が潜んでいる可能性もあります。

なかでも、マグネシウムは体内のさまざまな機能に関与する重要なミネラルで、皮膚のバリア機能やターンオーバー、炎症抑制にも作用する栄養素の一つです。

しかし、現代人の食生活では不足しやすい栄養素でもあり、マグネシウムが不足していると、肌荒れや乾燥肌の一因になる場合があります。

本記事では、マグネシウムと肌荒れの関係についてわかりやすく解説し、内外から肌を整える3つの具体的な対策を紹介します。

【対策】マグネシウムを補給して肌荒れを防ぐ3つの方法

マグネシウムを体の内側と外側の両方から取り入れると、肌の健康を効果的にサポートできます。

ここでは、マグネシウムを取り入れた、以下3つの肌荒れ対策を紹介します。

  • 肌にマグネシウムを塗布して肌荒れを対策する
  • サプリメントや他の栄養素との相乗効果を意識する
  • マグネシウムを継続的に取り入れて肌の基礎力を高める

それぞれの方法を、肌質やライフスタイルに合わせて取り入れると効果的です。

肌にマグネシウムを塗布して肌荒れを対策する

マグネシウムは「経皮吸収」と呼ばれる方法で、肌からも体内に取り込めます。

マグネシウムを経皮吸収から取り入れられる代表的なアイテムに、マグネシウムオイルとエプソムソルトがあります。

それぞれの特徴は次のとおりです。

マグネシウムオイル

スプレータイプの製品が多く、手軽に使用できるため人気がある

気になる部位にピンポイントで使用できる

エプソムソルト(硫酸マグネシウム)

入浴剤としての使用で、全身にマグネシウムを届けられる

リラックス効果もある

いずれのアイテムも日常的に取り入れやすく、肌の乾燥やかゆみに対して穏やかに働きかけてくれます。

また、マグネシウムの経皮吸収は、胃腸が弱くサプリメントの摂取が難しい方や、局所的な肌荒れをケアしたい方には最適な方法です。

上記アイテムの他に、敏感肌の方でも使いやすいバームタイプの製品などもあります。

自分にあった商品をいろいろ使いながら探してみましょう。

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サプリメントや他の栄養素との相乗効果を意識する

肌荒れ対策において、マグネシウムを効率的に補給したい場合、サプリメントの活用が非常に効果的です。

なかでも、クエン酸マグネシウムやグリシン酸マグネシウムなど、吸収効率が高く、体への負担が少ないタイプが肌ケア目的には適しています。

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また、マグネシウム単体だけでなく、他の栄養素との相互作用も大切です。

マグネシウムと一緒に摂りたい栄養素として、ビタミンB群やビタミンC、亜鉛などが挙げられます。

これらは抗酸化作用や皮膚の修復に関与しており、マグネシウムとの相乗効果も高いため、肌の回復力を高めるうえで大きな助けになります。

ただし、サプリメントの過剰摂取には注意が必要です。

1日の摂取目安(成人でおよそ350mg程度)を守り、体調と相談しながら取り入れることをおすすめします。

参考:日本人の食事摂取基準(2025年版)p.111|厚生労働省

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マグネシウムを継続的に取り入れて肌の基礎力を高める

肌の調子を整え、基礎力を高めるためには、マグネシウムを毎日の生活習慣の中に無理なく取り入れることが大切です。

マグネシウムを多く含む食品としては、わかめや昆布などの海藻類、アーモンドやカシューナッツといったナッツ類、納豆や豆腐などの大豆製品、さらに玄米や全粒粉製品などが挙げられます。

しかし、現代人の食生活は外食やインスタント食品に頼る比率が高く、マグネシウムの摂取量が不足する傾向にあります。

バランスの良い食生活と併せて、サプリメントや経皮吸収も必要に応じて組み合わせ、肌の基礎力を高めていきましょう。

肌荒れの原因はマグネシウム不足の可能性もある

スキンケアを見直しても肌荒れがなかなか改善されない場合、マグネシウム不足が関係しているかもしれません。

マグネシウムは肌の健康を維持するために必要なミネラルですが、日常的に消費される一方で、現代の食生活では不足しやすく、知らないうちに体内のバランスが崩れている可能性があり、乾燥肌やかゆみ、ニキビ、湿疹といった肌荒れが現れる場合があります。

肌荒れがなかなか治らず、スキンケアを見直しても改善が見られない場合には、マグネシウムの摂取状況を見直してみると、改善のきっかけをつかめるかもしれません。

参考:マグネシウムが美肌をサポートする秘密とは?肌の健康を守る栄養素の全貌|KYON BY KYON
参考:ストレスと肌荒れの悪循環を断つ!肌荒れを予防する方法|KINS

マグネシウム不足がもたらす4つの肌荒れ症状

マグネシウム不足が与える肌荒れ症状には、次の4つがあります。

  • ニキビや吹き出物のリスクを高める
  • 肌のターンオーバーの乱れにつながる
  • 皮膚バリア機能が低下して乾燥肌を悪化させる可能性がある
  • 肌が刺激に敏感になりかゆみ・湿疹の原因になる場合がある

上記の症状は一見、他の要因に見えがちですが、実はマグネシウム不足が深く関わっている可能性があります。

それぞれの症状について、詳しく見ていきましょう。

ニキビや吹き出物のリスクを高める

マグネシウムは、ホルモンバランスを整えるうえでも重要な働きをするミネラルの一つです。

とくにストレスがかかると増える「コルチゾール」などのホルモン分泌に関与しており、マグネシウムが不足するとストレスホルモンの過剰分泌が起こりやすく、ニキビや吹き出物の原因になる場合があります。

また、マグネシウムには抗炎症作用もあるため、不足すると炎症が悪化しやすく、既存のニキビが長引いたり、悪化したりする傾向が見られます。

肌のコンディションが安定しない、繰り返し同じ部位にニキビができるという方は、ホルモンや皮脂バランスに関わるマグネシウムの摂取状況を見直してみましょう。

参考:女性必見!マグネシウム欠乏の予防と改善方法|情熱の赤いバラ協会
参考:マグネシウム不足の症状と原因|セルフチェックや改善策|東京原宿クリニック

肌のターンオーバーの乱れにつながる

肌細胞の新陳代謝、いわゆるターンオーバーは、およそ28日周期で古い細胞が剥がれ落ち、新しい細胞が生まれ変わる重要なサイクルです。

このサイクルをスムーズに進めるには、エネルギー代謝や細胞分裂を助けるマグネシウムの働きが必須です。

マグネシウムが不足すると、細胞のエネルギー生産がうまくいかず、代謝が滞り、ターンオーバーのリズムが崩れてしまい、肌のゴワつきやくすみが目立ちやすくなります。

肌のザラつきや透明感の低下を感じている方は、マグネシウム不足が関係しているかもしれません。

参考:肌のターンオーバーとは?ターンオーバー周期を整えて肌荒れを予防しよう!|Arouge
参考:マグネシウムが美肌をサポートする秘密とは?肌の健康を守る栄養素の全貌|KYON BY KYON

皮膚バリア機能が低下して乾燥肌を悪化させる可能性がある

マグネシウムは、角質細胞の密着やセラミドの合成を助ける酵素の働きに関与しており、皮膚のバリア機能を健やかに保つために欠かせない栄養素です。

皮膚バリア機能が正常に働いていると、肌内部の水分が逃げにくくなり、外部刺激からも保護されますが、マグネシウムが不足するとバリア構造が乱れ、水分保持力が低下し、肌が乾燥しやすくなります。

冬などの乾燥が悪化する季節や、敏感肌の方にとっては、日々のマグネシウム摂取が重要なケアの一環になります。

参考:第9回 乾燥肌のメカニズムとマグネシウムの効果|青山ヒフ科クリニック

肌が刺激に敏感になりかゆみ・湿疹の原因になる場合がある

マグネシウムには、神経伝達の安定や炎症抑制に関与する働きがあるため、マグネシウム不足になると、外からの刺激に敏感になりやすく、肌がかゆみや湿疹といった症状を起こしやすくなる可能性があります。

とくにアトピー性皮膚炎や慢性的なかゆみに悩む方は、マグネシウム不足による神経の過敏反応や皮膚の炎症が影響していることもあります

掻きむしりによる肌荒れを防ぐには、体の内側から炎症を和らげるマグネシウムなどのミネラル補給が効果的です。

参考:皮脂欠乏性湿疹とは|株式会社アトピーラボ

マグネシウムを摂ると間接的に「バリア機能」を回復する

マグネシウムは、皮膚のバリア機能を間接的にサポートする重要なミネラルです。

直接的な保湿作用はないものの、肌細胞の代謝や分化、炎症の抑制に関わるため、バリア機能の回復につながるとされています。

乾燥肌の多くは、角質層のバリアが弱まり、水分が逃げやすくなっている状態です。

マグネシウムを適切に摂取すると、角質細胞の働きが整い、水分を保つ力が高まるほか、外からの刺激に対する抵抗力も向上します。

また、ストレスによって自律神経が乱れると、肌のバリア機能にも影響が出やすくなりますが、マグネシウムは神経伝達を安定させる作用を持つため、ストレスによる肌荒れの予防にもつながります。

マグネシウムを日常的に補って、肌の内側から基礎力を養い、乾燥しにくく健やかな肌環境を維持しましょう。

【実証済み】マグネシウム不足とかゆみの関係とは?そのメカニズムと改善法を解説 【実証済み】マグネシウム不足とかゆみの関係とは?そのメカニズムと改善法を解説

参考:マグネシウムをとることで肌のバリア機能が回復する?メカニズムや実用化の可能性について紹介【美肌カレッジ②】|OZmall
参考:第9回 乾燥肌のメカニズムとマグネシウムの効果|青山ヒフ科クリニック

まとめ|マグネシウム習慣で肌荒れに悩まない毎日を過ごそう

肌荒れや乾燥といったトラブルが長く続いている場合、スキンケアの見直しだけでなく、内側からの栄養補給も意識すると、肌の根本的な改善につながります。

マグネシウムは、肌のターンオーバーを整えたり、皮脂の分泌をコントロールしたりするなど、肌の健康を内側から支える役割を担っています

さらに、炎症の抑制やバリア機能のサポートといった側面からも、マグネシウムの継続的な摂取は肌状態の安定に役立ちます

またマグネシウムは、食品、サプリメント、経皮吸収といったさまざまな手段で取り入れられるため、自分の体質やライフスタイルに合った方法を選び、無理のないマグネシウム習慣を始めてみましょう。