寝具で肌荒れする3つの原因とは?肌荒れやニキビを防ぐ寝具の選び方

寝具で肌荒れする3つの原因とは?肌荒れやニキビを防ぐ寝具の選び方

毎日しっかりスキンケアをしているのに、肌荒れやニキビが気になる…。そんな経験はありませんか?

お肌のトラブルの原因はさまざまですが、中でも見落とされがちなのが「寝具」です。

私たちは、人生のおよそ3分の1を寝具の上で過ごしています。枕やシーツは長時間、顔や体の肌に触れ続けるため、素材や清潔さによっては肌に大きな負担をかけてしまうこともあります。

特に敏感肌の方や、季節の変わり目に肌トラブルが起こりやすい方は、寝具の影響を受けやすい傾向があるため注意が必要です。

今回は、寝具が肌荒れを招く主な原因と、肌荒れやニキビを防ぐための寝具の選び方、寝具を清潔に保つためのポイントまで、わかりやすく解説します。

お肌に優しい睡眠環境を実現するヒントにしてください。

寝具が肌荒れを引き起こす3つの原因

寝具が肌荒れを引き起こす3つの原因

寝具による肌荒れは、決して珍しくありません。対策を知らないと、誰でも寝具から影響を受け、お肌のトラブルにつながる可能性があります。

はじめに、寝具が原因で起こる肌荒れの代表的な要因を3つ紹介します。

原因肌への影響起こりやすいトラブル
① 枕やシーツの摩擦角質層が乱れ、バリア機能が低下赤み、ヒリつき、フェイスラインのニキビ
② ダニ・ホコリ・皮脂汚れ炎症や刺激の原因になるかゆみ、ニキビ、肌荒れ
③ むれや乾燥肌のうるおいバランスが崩れる吹き出物、乾燥肌、肌のごわつき

① 枕やシーツの摩擦

睡眠中は、無意識のうちに何度も寝返りを打つものです。そのたびに顔や首など、体の一部が枕やシーツとこすれます。

この摩擦がお肌に与える影響は意外と小さくなく、肌の表面にある角質層が乱れてバリア機能が低下しやすくなります。

特に頬やフェイスラインは枕に密着しやすく、ニキビや赤みが出やすい部分です。朝起きたときに、なんとなく肌がヒリつく、赤くなっていると感じる方は、摩擦が原因かもしれません。

② ダニ・ホコリ・皮脂汚れ

ダニやホコリが原因で、肌荒れが引き起こされることもあります。

特に寝具は、皮脂・汗・髪の毛・ほこりなどが溜まりやすい環境で、これらはダニのエサになるため注意が必要です。

また、枕カバーやシーツに付着した皮脂汚れが酸化すると、肌への刺激になりやすく、肌荒れを引き起こしやすい状態になります。

寝具をこまめに洗濯したり、手入れしたりするのも大切ですが、就寝前の入浴を習慣化し、皮脂や汚れなどをできるだけ寝床に持ち込まないようにする意識も大切です。

なお、就寝前の入浴は、寝具をきれいに使うのに効果的なだけでなく、リラックス効果で入眠をサポートする効果にも期待できます。入浴中のリラックスタイムをより楽しみたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

お風呂の入り方で睡眠の質が上がる!マグネシウムを利用した快適入浴法 お風呂の入り方で睡眠の質が上がる!マグネシウムを利用した快適入浴法

③ むれや乾燥

むれや乾燥が肌荒れの原因となる場合もあります。

寝具の通気性や吸湿性が悪いと、寝ている間に肌がむれやすくなります。

特に夏場や寝汗をかきやすい方は、湿気がこもることで雑菌が繁殖しやすくなり、ニキビやかぶれにつながりやすくなるので注意しましょう。

一方で、保温性が高すぎる寝具の場合、特に冬場などは肌が乾燥しやすくなることもあります。

むれや乾燥はどちらも肌のバリア機能を低下させる要因となるため、季節や環境に合った寝具を選びましょう。

肌荒れ・乾燥肌をマグネシウムで対策する3つの方法!不足すると肌荒れの原因に?

肌荒れやニキビを防ぐ寝具の選び方

肌荒れやニキビを防ぐ寝具の選び方

寝具による肌荒れの原因がわかったところで、次に意識したいのが具体的な対策です。

肌荒れを防ぐためには、寝具選びがとても重要です。

ここでは、寝具を選ぶ際に意識したいポイントを解説します。

素材で選ぶ|肌への摩擦が少ない「シルク」か「綿100%」

素材特徴メリット向いている人
シルク繊維がなめらかで吸放湿性が高い摩擦が少なく、むれにくい敏感肌、ニキビができやすい人
綿100%通気性が良く天然素材刺激が少なく扱いやすい肌荒れを起こしやすい人、初心者

シルクは繊維が非常になめらかで、肌への摩擦が少ないのが特徴です。

吸湿性や放湿性にも優れているため、寝ている間のむれを防ぎやすい点も魅力です。

一方、綿100%の寝具は通気性が良く、優しい肌触りが特徴です。

化学繊維に比べて刺激が少ないため、敏感肌の方にも向いています。

肌の摩擦だけでなく、乾燥やむれを防ぐためにも、これらの天然素材は取り入れやすい素材です。

防ダニ・抗菌加工で選ぶ|薬剤不使用の「高密度織り」がおすすめ

種類特徴注意点向いている人
薬剤加工タイプダニ・菌の増殖を抑える肌質によっては刺激になることも手軽にダニ・菌を予防したい人
高密度織りタイプ物理的にダニやホコリの侵入を防ぐ価格がやや高めな場合あり肌が敏感な人

防ダニ・抗菌加工が施された素材を選ぶのも選択肢のひとつです。

薬剤を使用した加工が気になる場合は、高密度織りの寝具がおすすめです。

高密度織りは、繊維の隙間が非常に細かく、ダニやホコリが内部に入り込みにくい構造になっています。

物理的に侵入を防ぐ仕組みなので、薬剤を使わずに清潔な状態を保ちやすい点が魅力です。

織り方で選ぶ|敏感肌には「ガーゼ」や「サテン」

織り方肌触り特徴向いている人
ガーゼふんわり柔らかい通気性が高くむれにくい敏感肌、汗をかきやすい人
サテンなめらか摩擦が起きにくいニキビや赤みが気になる人

お肌が敏感な方は、ふんわりとした肌触りの「ガーゼ織り」がおすすめです。

ガーゼは通気性にも優れているため、摩擦のほかむれも予防しやすいのが特徴です。

また、サテン織りは表面がなめらかで、摩擦が起こりにくいのが特徴です。髪や肌への刺激を抑えたい方は、枕カバーだけでもサテンを取り入れてみると良いでしょう。

アレックス先生
アレックス先生

就寝の際は、パジャマを着る習慣をつけるのもおすすめです。パジャマは、寝具や布団への汗や古い角質の付着を抑えのに効果的。敏感肌の方は特に、寝具と同じく肌に優しい天然素材を選びましょう。

畳の上に布団を敷いて寝る方は、できるだけ毎日、布団を干して叩きましょう。これは、紫外線を利用してダニの繁殖を抑えたり、ダニの死骸を布団から追い出すために必要な作業です。

また、畳はダニが潜みやすいので、週に2回以上は掃除機をかけるようにしましょう。

より効率的にダニ対策をし、畳を清潔な状態に保ちたい場合は、重曹(炭酸水素ナトリウム)を畳にふりかけ、20分ほど置いた後に掃除機で吸い取る方法がおすすめです。

重曹は雑菌の除去に活用しやすいだけでなく、人体に無害で安全な性質なので、お子さんやペットがいるご家庭でも安心して活用できます。

なお、猫や犬などペットがいるご家庭では、週に3回程度の掃除機がけを習慣づけると、清潔な環境を保ちやすくなります。

寝具を清潔に保つ3つの方法

寝具を清潔に保つ3つの方法

どんなに良い寝具を選んでも、お手入れが不十分だと肌荒れの原因になってしまいます。

ここでは、今日から実践しやすい清潔習慣を紹介します。

定期的な洗濯

枕カバーやシーツは、できれば週に1回を目安に洗濯しましょう。

皮脂や汗は毎日少しずつ蓄積されていきます。こまめに洗うことで、ダニや雑菌の増殖を抑えやすくなります。

洗剤は香りが強すぎないものや、肌への刺激が少ないタイプを選ぶと安心です。

布団の天日干し

布団やマットレスは、定期的に天日干しをすることで湿気を逃がしやすくなります。

湿気が減ると、ダニの繁殖も抑えやすくなります。

天日干しが難しい場合は、布団乾燥機を活用するのも一つの方法です。

布団以外も清潔に

意外と見落としがちなのが、ベッド周りの環境です。

たとえば、ベッドフレームや床、カーテンなどです。

こうした箇所にもホコリが溜まり、このホコリが寝具に付着する可能性もあります。

寝具だけでなく、寝室全体を清潔に保つため、定期的に室内を掃除しましょう。

肌荒れ対策をサポートする健康習慣

肌荒れ対策をサポートする健康習慣

寝具が肌荒れの原因となるケースもありますが、必ずしも「寝具だけが肌荒れの原因」というわけではありません。

肌荒れは生活環境のほか、生活習慣に起因することも珍しくないため、寝具の見直しとあわせて生活習慣にも目を向けてみましょう。

たとえば、以下のようなことを意識すると、肌荒れ予防をはじめ、コンディションを良好に保つきっかけになるでしょう。

  • 十分な睡眠時間を確保する
  • 栄養バランスが整った食事を心がける
  • 就寝前にスマートフォンを見すぎない
  • 適度な運動を心がける

また、リラックスできる入浴や軽いストレッチを取り入れると、血行が促され、肌のコンディションも整いやすくなります。できることから少しずつ取り入れていきましょう。

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まとめ|自分に合った寝具を選ぼう!

まとめ|自分に合った寝具を選ぼう!

肌荒れやニキビの原因は、スキンケアだけではなく寝具にも潜んでいます。

寝具は毎日使うものだからこそ、肌への影響に配慮して選びたいところです。

寝具による摩擦・汚れ・むれ・乾燥を軽減するために、まずは寝具の素材や織り方を意識しましょう。

また、一週間に一度の洗濯や天日干しなど、こまめな手入れを心がけることで、肌への負担の軽減を図ることができます。

自分の肌に合った寝具を選び、心地よい睡眠環境を整えることは、肌だけでなく精神衛生的にもプラスに働くでしょう。

今日からできることを一つずつ取り入れて、肌も心も休まる睡眠環境を目指してください。

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